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2013年2月

2013年2月26日 (火)

RasterOps Editing Aces Suite

広告のイラストが印象的なRasterOpsのEditing Aces Suiteは、1992年にQuickTime対応商品として発売されたビデオカードMediaTime、QuickTime1.5に合わせるように発売されたJPEG圧縮伸張アドオンボードMoviePak、そして同社のビデオエンコーダVideo Expander IIをセットにしたビデオシステムでありました。

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MediaTimeのビデオカードとしてのスペックは最大13インチの24bitカラーでQuickDrawアクセラレータは未搭載、同社の24STVと同等レベルであり、24STV用のQuickDrawアクセラレータを装着する事も可能となっておりました。

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いかにもMacの周辺機器といった感じのRasterOpsパッケージデザインでありました。

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MediaTimeとMoviePakの組み合わせによるビデオの取り込みにおいて、ライバルとなるradius及びSuperMacの同列となる製品との比較では、オーディオサンプリングレートが16bit/44.1KHzであるということ以外の特長は残念ながら見つからない。
広告に記載されていたフルスクリーン・フルモーションも実際に取込み可能なサイズはハーフサイズで、再生時に2倍とする仕様でありました。

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取り込みサイズは320x240が最大で30フィールド。
フィールドは奇数(odd)か偶数(even)を選択できるようになっている。

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付属の取り込みソフトMediaGrabberは本来静止画の取り込みをメインとしていたため自由度の高い設定が可能となっているが、ビデオコントロールでは慣れが必要である。

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イマイチな結果であったEditing Aces Suiteでありますが、エンコーダのVideoExpander IIは素晴らしい。

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細かい設定が可能となっており、発売から20年経った今でも美しい映像を出力してくれます。

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2013年2月15日 (金)

Macintosh Color Classic

932月、モニタ一体型コンパクトマックも遂にカラー画面搭載となりました。

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モニタサイズが9インチから10インチへと変更され、モノクロ9インチのクラシックとの比較してみると筐体サイズが1回り大きくなっているのがよくわかります。

ちなみに重量も約3キロ増となっております。

価格設定は4MB/80HDで238,000円、4MB/160HDで298,000円。

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ドットピッチ0.26mm、SONYトリニトロン管を使用した画面はシャープで非常に美しく魅力的ではありましたが、その実態はLCIIと12インチカラーモニタを一体化させたものというもので16ビットデータバスもそのままであり、お世辞にも快適に使えるとは言えないモデルでありました。

また、美しいモニタであっても表示領域が512x384では対応アプリも少なく、その後68030/33MHzへとパワーアップしたColorClassic IIが登場するも人気は上がらず、徐々に市場からフェードアウトしていった。

その後、LC575のマザーボードが使用可能でモニタも高解像度化が可能という情報により人気爆発。中古価格は高騰し、入手するのは困難という皮肉な状況となった。

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ケース内部を見ると、長期利用の予定があったと思われる。

共有できるマザーボードは

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68030/16MHz  color classic

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68030/33MHz color classic II

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68040/33MHz lc575

この他LC520、LC550のマザーボードが使用可能。

ちなみにLC575で標準の角型4.5Vバックアップ電池は3.6V電池に変更しても問題は無く、575のボードでは電池ボックスを取り付ける穴も用意されている。但し、電池ボックスを取り付けるとPPCアップグレードカードは装着不可となるのでご注意下さい。

カラクラのモニタ高解像度化は、アナログボードの電源トランスZP1の8ピンパターンカットによる切り離しと、接続コネクタ近くのJ78にあるチップをJ79に移動させた後、表示微調整で完了。

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カラクラの標準となるVRAM256Kでは、LCII同様13インチ16色とってしまう。

256K増設で512Kにしても256色まで。

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カラクラ〜575までの拡張スロットはLC-PDS。

Apple IIe cardがベストマッチのモデルとも言える。

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2013年2月 3日 (日)

SuperMac DigitalFilm

国内販売価格は、Adobe Premiere、CoSA AfterEffectsがバンドルされて110万円。
DigitalFilmは、92年12月に発売されたスーパーマックのハイエンドビデオ編集システムで、残念ながらリアルタイムに触れる事は一度もできなかった製品であります。

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当時の広告によると「フルスクリーン、フルモーション、フルカラーのビデオ、オーディオの取り込み、出力を実時間で可能にする、プロのためのビデオ編集システムです」ということで、SMPTEタイムコードもサポートしていた。
当然ながらシステム環境の条件も高く、フルスクリーン、フルモーションではQuadraに高速なHDDが必須でありました。

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JPEG圧縮にはC-Cube CL550を使用。
クボタシーキューブのCompressionMaster搭載のモノより小型。

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DigitalFilm1.2.1からDF XCMDスタックが付属し、HyperCard及びDirectorからフルモーション・ムービーを利用可能となっている。

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上記広告による製品に対する期待も高く発売直後にはトラブルが多発したようだが、映像は当時の他社製品より綺麗である。
また、ビデオカードとしてもTHUNDER相当ということで通常使用でもそこそこ高速である。
ま~価格から、あたりまえではありますが・・・

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