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2012年9月

2012年9月29日 (土)

MacRecorder

Macintoshが標準でサウンド入力をサポートしたのはIIsi、LCからでありました。

今回のMacRecorderは、それ以前の機種でサウンド入力を可能とするFarallonの製品であり、愛用されていた方はとても多いと思われます。

Macrecorder8

モデム又はプリンターポートにつないで使用するのだが、2個を両ポートにつなぐとステレオ入力も可能でありました。

Macrecorder4

同封のソフトは、作者のSteve Capps氏らしいユーモア溢れるabout画面のSoundEditと、HyperCardベースのHyperSoundでありました。

Macrecorder3

Macrecorder7

Macrecorder6

Macrecorder5

92年(?)にマクロマインドに売却され、マクロメディアの時代になってもSoundEdit Proとして販売されていたと思うのだが、販売終了がいつなのかは不明である。

Macrecorder1

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2012年9月15日 (土)

Looking Inside The Macintosh IIfx

90年3月に発表されたMacintosh IIfx。
ケースデザインは背面のポートも含め3年前に発売されたIIと同一で、先に発売されたコンパクト系IIcx/IIciと比較しても地味である。

Fx1

Fx15

しかしその中身は、68030/40HNzにオンボード32KB2次キャッシュ、入出力分離の64pinSIMM、SCSI DMA(サポート予定)、低速なシリアルやADB及びフロッピーコントロールの為に専用I/Oプロセッサを2個搭載(Mac初)と、使用できない機能まで搭載した妥協なきモデルであった。

Fx2

Fx3

Fx4

そんなハイエンドな仕様を誇示するかのように添付されていたのが【 Looking Inside The Macintosh IIfx 】なるディスク。

F12

F2

その内容はMacroMindのVideoWorksで作成されたインタラクティブな操作による解説で、将来性も期待できるものでありましたが、実際にはOSがサポートできないSCSI DMAや高速シリアルの互換性など問題が多かった。

Fx27

Inside

F9_2

可能な限り高速化されたIIfxでさえ快適とは言えなかったのが24bitの描画。
その課題に応えるべく登場したのがApple8・24GC。
8MBまで拡張可能なメモリにAMDのRISCプロセッサAm29000を搭載と豪華。まさにIIfxにぴったりな仕様でありました。

Fx5

Fx6

Apple8・24GCを入れ、診断ソフトSNOOPERによる速度比較をしてみると
Quadra950に対してもビデオ及びメモリで大健闘であります。

F1

Fx7

F21

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2012年9月 2日 (日)

【番外編】FM-XをFM-7につないでみよう

FM-Xは、1983年12月発売の富士通で唯一のMSXパソコンであります。
統一規格でありながら他社との差別化を図るということだったのでしょうか、FM-7との接続ができる仕様となっておりました。

1_4 

両機種を接続するためのオプションは『FM-7インターフェース』。
そのパッケージ内容はFM-7用拡張カード、FM-X側カートリッジ、拡張F-BASIC1.0(カセットテープ)、RGBケーブル、マニュアル2冊となっております。

2_6

接続手順、まずFM-7のZ80カードスロットにケーブル付拡張カードを装着。

3_2

FM-X左側面にある拡張スロットにインターフェイスカートリッジを装着し、両機種を接続。

4_2 

5_3 

1台のモニタ(当時はテレビ)を共有する場合には、付属のRGBケーブルでFM-7のRGB出力ポートとFM-X入力ポートをつなぎ、FM-Xにモニタ(テレビ)を接続。
その際FM-Xの映像源セレクタは基本外部(FM-7)とし、必要に応じ内部へと切替える。

6_3

13_2

2台のモニタを使用する場合にはFM-Xの映像源セレクタを内部とし、FM-7に純正RGBモニタ、FM-Xに家庭用テレビをマニュアルでは推奨。

7_2

ハードの準備ができたらいよいよ起動となるが、テープからの起動では毎回3分程掛かるので起動ディスクを作成したほうが良いと思われる。(作成方法もマニュアルにあり)

起動ディスクから立ち上がるのは拡張F-BASIC。

この状態で可能となるのは下記の3項目。

1、FM-Xに実装されているVDPが使用可能となり、映像はFM-Xに接続されたモニタに出力される。
Ex2

2、FM-7及びFM-X内蔵のPSGを使用することにより、8オクターブ3重和音のステレオ、8オクターブ6重和音のモノラルの演奏を拡張F-BASICコマンドでプログラム可能となる。

3、FM-X本体の汎用入出力ポートをサポートし、ジョイスティックを同時に2個使用したゲームのプログラムが作成可能となる。


続いてFM-X側の拡張MSX-BASICであります。

上記拡張F-BASICにて、FM-7より『POKE &HFD05,1』と入力する事で拡張MSX-BASICは立ち上がり、FM-Xに接続されたモニタに映像は出力される。
再び拡張F-BASICに切替える事はできないので、これより先はFM-7に接続されたモニタの出番はありません。

9_4

10_3

11_2

拡張MSX-BASICで可能となるのは5項目。

1、FM-7のメモリを使用することによりユーザーメモリが32KBに拡張。

12_2
(ユーザーメモリ16KBの通常画面)

2、FM-7のプリンタポートをサポートし、『_PRINTERSETUP』コマンドによりFMシリーズのプリンタにひらがな及びグラフィック記号を印字可能となる。

3、FM-7のRS-232Cカードが使用可能となり、同規格のインターフェイスを持った周辺機器の制御や音響カプラを使用したデータ交換が可能となる。

4、FM-7のキーボードによる入力が可能となる。(一部制限あり)

5、これはあまり書かれることもないのですが、モニタ機能の追加。
標準のMSXには無いメモリ内容の表示・変更、キャラクタ表示・転送、ブレークポイントの設定などが可能となる。

X21

モニタ機能を使用する際、当時の家庭用TVではやはり辛いものがあります。
謎めいたデジタルRGB出力の出番ですよ~・・・・・でしょうか?

X22

可能性は大きいが、どれも的外れ?
FM-Xはあまり売れなかったようで、後継機登場も無く1年程で販売終了。
接続のギミックも77とでは使用不可となっておりました。

また、FM-7につないだFM-XをZ80カードの代用として使用することは残念ながらできません。

Fmx2

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