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2012年9月 2日 (日)

【番外編】FM-XをFM-7につないでみよう

FM-Xは、1983年12月発売の富士通で唯一のMSXパソコンであります。
統一規格でありながら他社との差別化を図るということだったのでしょうか、FM-7との接続ができる仕様となっておりました。

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両機種を接続するためのオプションは『FM-7インターフェース』。
そのパッケージ内容はFM-7用拡張カード、FM-X側カートリッジ、拡張F-BASIC1.0(カセットテープ)、RGBケーブル、マニュアル2冊となっております。

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接続手順、まずFM-7のZ80カードスロットにケーブル付拡張カードを装着。

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FM-X左側面にある拡張スロットにインターフェイスカートリッジを装着し、両機種を接続。

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1台のモニタ(当時はテレビ)を共有する場合には、付属のRGBケーブルでFM-7のRGB出力ポートとFM-X入力ポートをつなぎ、FM-Xにモニタ(テレビ)を接続。
その際FM-Xの映像源セレクタは基本外部(FM-7)とし、必要に応じ内部へと切替える。

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2台のモニタを使用する場合にはFM-Xの映像源セレクタを内部とし、FM-7に純正RGBモニタ、FM-Xに家庭用テレビをマニュアルでは推奨。

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ハードの準備ができたらいよいよ起動となるが、テープからの起動では毎回3分程掛かるので起動ディスクを作成したほうが良いと思われる。(作成方法もマニュアルにあり)

起動ディスクから立ち上がるのは拡張F-BASIC。

この状態で可能となるのは下記の3項目。

1、FM-Xに実装されているVDPが使用可能となり、映像はFM-Xに接続されたモニタに出力される。
Ex2

2、FM-7及びFM-X内蔵のPSGを使用することにより、8オクターブ3重和音のステレオ、8オクターブ6重和音のモノラルの演奏を拡張F-BASICコマンドでプログラム可能となる。

3、FM-X本体の汎用入出力ポートをサポートし、ジョイスティックを同時に2個使用したゲームのプログラムが作成可能となる。


続いてFM-X側の拡張MSX-BASICであります。

上記拡張F-BASICにて、FM-7より『POKE &HFD05,1』と入力する事で拡張MSX-BASICは立ち上がり、FM-Xに接続されたモニタに映像は出力される。
再び拡張F-BASICに切替える事はできないので、これより先はFM-7に接続されたモニタの出番はありません。

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拡張MSX-BASICで可能となるのは5項目。

1、FM-7のメモリを使用することによりユーザーメモリが32KBに拡張。

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(ユーザーメモリ16KBの通常画面)

2、FM-7のプリンタポートをサポートし、『_PRINTERSETUP』コマンドによりFMシリーズのプリンタにひらがな及びグラフィック記号を印字可能となる。

3、FM-7のRS-232Cカードが使用可能となり、同規格のインターフェイスを持った周辺機器の制御や音響カプラを使用したデータ交換が可能となる。

4、FM-7のキーボードによる入力が可能となる。(一部制限あり)

5、これはあまり書かれることもないのですが、モニタ機能の追加。
標準のMSXには無いメモリ内容の表示・変更、キャラクタ表示・転送、ブレークポイントの設定などが可能となる。

X21

モニタ機能を使用する際、当時の家庭用TVではやはり辛いものがあります。
謎めいたデジタルRGB出力の出番ですよ~・・・・・でしょうか?

X22

可能性は大きいが、どれも的外れ?
FM-Xはあまり売れなかったようで、後継機登場も無く1年程で販売終了。
接続のギミックも77とでは使用不可となっておりました。

また、FM-7につないだFM-XをZ80カードの代用として使用することは残念ながらできません。

Fmx2

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コメント

Hi.

I want to know the result on your FM-X with no expansion.
Can you tell me the result on your FM-X if possible?

10 PRINT HEX$(INP(&HA8))
20 PRINT HEX$(PEEK(&HFFFF) XOR &HFF)

I want to know the status of RAM area where it is located.
If possible, thanks.

投稿: msx | 2012年12月14日 (金) 04時08分

Thank you for the comment.
Please wait for a while.
I move into new house this weekend.

投稿: moose | 2012年12月14日 (金) 21時52分

これを実現したなんてすげー

投稿: | 2013年6月 3日 (月) 01時30分

FM-Xもインターフェースも初めて見ました。
状態がよいのも驚きです。
死ぬ前の心残りが減りました。

投稿: | 2013年10月 1日 (火) 20時32分

FM-7ユーザでしたが、FM-7×FM-Xってどうやって接続するのか30年来の謎でした。
初めて見ることができました。
ありがとうございました!

しかし本当に美品ですね。素晴らしい。

投稿: | 2015年5月 3日 (日) 11時57分

コメントありがとうございます。
当時ラジオ会館にあったスカイラブで購入したと記憶しておりますが、実際に販売していたのを見たのはその時だけだったような気がします。

投稿: moose | 2015年5月 3日 (日) 12時33分

富士通ってやることはまともだったんですね。
どうしてもテラドライブという杜撰な失敗例と重ねてしまいます。あちらは拡張スロットに電源すら来ておらず、公式で改修サービスを開く破目に…

投稿:   | 2016年4月15日 (金) 02時58分

コメントありがとうございます。
テラドライブには触れたことがなく残念です。

富士通も「欲しい客もいるかも」的な販売だったような気がします。

投稿: moose | 2016年4月25日 (月) 17時00分

懐かしく見させていただきました

ちなみに、私は77L2と繋いで使ってました
(77L2側のFM3音+PSG3音とFM-X側のPSG3音の9重和音演奏ができたので、コンピュータミュージックによく使ってましたね)

投稿: | 2016年6月12日 (日) 21時47分

コメントいただきありがとうございます。
私は77D2との接続で起動させることができなかったのですが、
やり方が間違っていたのかもしれませんね。

投稿: moose | 2016年6月13日 (月) 15時36分

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