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2012年5月

2012年5月27日 (日)

PowerBook180cの液晶調整

93年に発売されたPowerBook180c。
多くの人を魅了した美しいTFTカラー液晶も20年近い時が経ち劣化が目立ちます。

180c1

数年前からSTN液晶のようにゴーストが目立つのだが、同世代で同じシャープの8.4インチ液晶を搭載DUO270cが全く問題ないことから液晶自体の寿命でないような・・・

分解してみると液晶脇に液漏れしたコンデンサを発見。
とりあえず全て撤去してみる。

180c2
外した後を見てみると、液漏れしていたのは1箇所だったが状態はあまり良くない。

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全コンデンサ交換後しても元通りの美しい液晶には戻りません。
(今回の症状と関係無いかもしれないが放置は危険と思われます)

そこで液晶左脇に隠れている微調整用ダイヤルのshadowを少しだけ回してみれば、93年発表時の感動が少しだけ蘇るのでありました。

ダイヤル調整は失敗すると壊れます。あくまで自己責任で少しだけ。
また、分解時に筐体破損の恐れもあります。

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2012年5月24日 (木)

Macintoshの400Kドライブ

Macintosh 128K、512Kの400KフロッピードライブはSony製。

ライトプロテクト判断と、スピンドルモータースタート用のダイオードが眩しいドライブであります。

400k1
外周と内周で速度を変えるという仕様から、読書き時の音が歌っているみたいということで、「歌うドライブ」なんて呼ばれ方もしておりました。

このドライブの難点は、ディスクリリース部がすぐに固着してしまうことでしょうか。
後のドライブと比較してもパーツ点数が多く動きも複雑、メンテナンスに注油が必須となっております。
このディスクリリース部につきましては途中で改良もされていたようで、画像手前のタイプに対して奥のタイプは動きもスムーズで、長期放置でも固着してしまうことは少ないと思われます。

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既に25年以上の時が経ち、パーツ入手も困難となってきた今、もし壊れたら・・・
512Kはともかく、128Kでは唯一の外部とのコミュニケーション手段を失うこととなり大ピンチ。外部ドライブポートに800KのM0131を繋いだりしたら即爆弾です。

400k6

そんな時は慌てず純正800KドライブMP-F51W-03を探しましょう。

内蔵ドライブとしてならば、あの変な仕様のDiskCopyこそ使えませんが、普通に読書きフォーマット可能なドライブとして使えます。
フォーマット時の容量も倍の800K(MFS)!
ただし、全容量を使いきることができるかは試していませんが(汗)
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800Kドライブのモデルナンバーは予想よりバリエーションが多く、たとえばMP-F51W-23はどうなのか等未検証のままとなっており、ご存知の方がおりましたらコメントなどいただけましたら幸いです。


ついでに

外付け400Kドライブが壊れてしまった場合には。
ケースのフロント内部を削り、800Kドライブを入れてみるのもお薦めです。
多少不細工ですが、Plusのお供にピッタリかも!

400k9
400k10 

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2012年5月20日 (日)

Apple IIc

Macintoshと同じ1984年発表のApple IIc。
Macintoshと同じJobs氏のこだわりにより開発された「箱だし完結型」タイプのモデルである。

2c33_3
Jobs氏こだわりの品ということで、Macintoshのようなサインが何処かにあるか?
なんて思ったが、残念ながらどこにもサインはありません。

Sign
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ところでこのIIc、ポータブルマシンということで後の大ヒット商品となるiBook(IIcのリメイクとも言える?)と似た可搬用のハンドルが装備され本体重量約3.2キロ。「2010年宇宙の旅」でもその可搬性をアピールしていたのだが、

2c31
本体内に電源部を設置する事ができず、外部巨大電源が必要となっている。
その電源の重量なんと1.34K。まるで白いレンガのような存在である。

Iic4
かなり年数が経過したこの電源、軽量化も兼ねて今回はEPSONのスキャナー用ACアダプターで代用品を!
1.34キロあったウェイトも0.24キロへと1キロ強の減量となりました。

A232_2
5.25インチドライブ搭載のIIcはROMのバージョンにより4タイプ。
バージョン3からマザーボードにメモリ拡張用スロットが設けられている。
また、3では密閉されたケースだった内部電源部はバージョン4になるとコストダウンの為か簡略化されている。

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狭いスペースに合わせ薄型となったドライブの。

C3
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キーボードはIIgs用(全部ではないが)と同じアルプス製でオレンジ軸。

C6
無駄なスペースは全くありません。

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2012年5月17日 (木)

128KでHD20

Macintosh 128Kでは残念ながらHD20を使用することはできません。
前回、これを書き忘れてしまいました。

1281
512Kの時と同じディスクで起動を試みても何の変化も無く、起動後のFinderにHD20のアイコンは姿を表してくれません。

それでも試しにHD20Testを起動してみると、テストが始まり明らかにドライブにアクセスしています。

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その診断結果はgood working condition !!

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そうは言われても、何も見えなくちゃ・・・

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2012年5月13日 (日)

耐久性抜群のハードディスク

1985年にMacintosh 512K用として発売された20MBのハードディスクで、SCSIを持たない512Kのフロッピーポートへ接続する仕様となっています。そのファイル形式はそれまでのMFSではなくHFSとなっている。

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耐久性はもちろん、そのデザインも本体とピッタリ揃う ラインとなっており美しい。

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System2.1Finder5.0以降でHard Disk20ファイルがSystemFolder内にあれば、 オリジナルの64Kロム・内蔵400Kドライブの512Kで使用することが可能であります。

その際にはフロッピーからの起動が絶対条件で、20MBドライブにSystemが無ければそのままSystem2.1で起動プロセスが続き、Systemが在る場合には起動途中でフロッピーが吐き出され、ハードディスクのからの起動プロセスへと切り替わる。
H7
このハードディスクをフォーマットする際ファーマッターなど必要なく、メニューバーSpecia項目のErase Diskでフォーマット可能となっており、内蔵400Kと外付け20MBが同じ扱いというのには未だに違和感を感じます。

おそらく85年から87年頃までの生産という事で既に25年程たっておりますが、タイトル通り頑丈で生存率もかなり高いようであります。
その後の純正SCSI 20MB(画像左) と比較しても、パーツが少なく頑丈そうだと思われるのではないでしょうか。

H2_3
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DynaMac

DynaMacである。

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日本語化ツールと称するカナシステムにERGOSOFTのEGBbridgeを組み合わせ、ベースとなる512KのCPUに下駄をはかせ漢字ROMを搭載、そこから強引に日本語を表示させるCanon販売の逸品。

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手元にある最も古いEGBridgeでもバージョンは3.0。更に古いバージョンが必要である。
本体が壊れぬうちにとは思うが、叶わぬ願いで終わりそうである。
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2012年5月12日 (土)

Macintosh 128KのDiskCopy

メモリ128K、400Kフロッピードライブ一基という仕様の初代Macintosh。
フロッピー1枚コピーするにも、何回ものディスク出し入れが必要となり大変である。

そこで128K専用DiskCopyには、ビデオ用メモリ領域もデータ用に使うという一寸強引な仕掛けがある。

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DiskCopyを起動すると仕掛けの説明が表示され、OKをクリック

D2
コピー元のディスクを入れろとのメッセージが表示される。
この時点で既にテキストエリア以外はマウス進入不可領域である。
この後ディスク挿入で読み込みが始まると

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あっという間に砂嵐。

ここまでしても、8回のディスク出し入れが必要なのでありました。

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2012年5月10日 (木)

地味な名機、IIcx

名機として今でも高い人気のSE/30と、これまたIIシリーズのベストセラーIIciに挟まれて存在感も希薄なIIcx。ジャン・ルイ・ガセー氏が発表時に壇上で分解組み立てを素早く行い、メンテナンス性の良さをアピールしていたのも遠い昔でありますね。

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88年に登場したフラッグシップモデルのコンパクトバージョン。
NuBUSスロットの数も約半分の3となりましたが、必須のビデオカードを入れても残り2つあり、少なくて困るという個人ユーザーはいなかったと思われます。
当時の拡張カードはどれも簡単に手が出せる価格でなかったし、電源も容量が足りなかったし・・・

Cx7

パッとしないIIcxでありますが、高利益率の頃のモデルということで実はよくできている。
オンボード256KのROMでは標準では32bitクリーンではありませんが、SE/30同様ROM SIMMスロットを装備して、ジャンパーピンの設定でROMの切替が可能となっておりました。
更にSE/30と違いROMの相性という問題も無く、試した3種の512K ROMではトラブル皆無でありました。

Cx10

 

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2012年5月 8日 (火)

はじめまして

はじめまして。

2009年末から2010年9月までの約1年間、東京日本橋の某ビル地階にてVintage Mac展なるものを開催しておりました。

開催中に新たに気付いたことなどを含め、今なお魅力的なアップルの古機についてノンビリと書いていこうと思っております。

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